28日、京都競馬場で行われた4R・2歳新馬(芝1800m)は、武幸四郎騎手騎乗の1番人気レースパイロット(牝2、栗東・松田国英厩舎)が、中団待機から直線外に持ち出すと、先に抜け出した9番人気テイエムヒーローを3馬身差し切り圧勝した。勝ちタイムは1分50秒0(良)。さらにクビ差の3着には2番人気ステレオタイプが入った。

　勝ったレースパイロットは、父サンデーサイレンス、母マンファス(その父ラストタイクーン)という血統。半兄は今年のNHKマイルC、日本ダービー(共にG1)を制し、9月の神戸新聞杯(G2)を快勝後に右前浅屈腱炎を発症し、現役を引退したキングカメハメハ(牡3、父Kingmambo)、00年サンタアニタダービー(米G1)を制したザデピュティ The Deputy(牡7、父Petardia)がいる良血。