6日の福島3Rをカラダドリームで制し、尾形和幸調教師(37)=美浦=は今年3月の開業以来、51戦目で待望のJRA初勝利を飾った。宮城県出身の師は「口にはしなかったが、きつかったです。本当は春の福島で勝ちたかった。でも子どものころからよく連れてきてもらった福島での初勝利の味は格別。(手綱を取った)田辺騎手も福島出身ですからね。これからはファンの期待に応えられるよう、スタッフ一丸となって頑張りたい」と喜びを語った。
6日の函館7Rをケイティーズハートで制し、宮本博調教師(50)=栗東=はJRA通算200勝(うち重賞2勝)を達成した。現役113人目の記録に「開業10年目ですが、今までスランプがなく来られているのは馬主の方々や厩舎スタッフ、牧場関係者のおかげ。今後の目標は、宮本厩舎からスターホースをつくることです」とうなずいた。
6日の函館9Rをピクシーホロウで制し、大竹正博調教師(43)=美浦=はJRA通算100勝(うち重賞1勝)を達成した。現役163人目。「勝った馬からはもちろん、負けた馬からも多くのことを学び、厩舎スタッフと試行錯誤を重ねた結果だと思います」と区切りの勝利を喜んでいた。
提供:デイリースポーツ