1番人気マイネルラクリマが強気の「3角先頭」で重賞2勝目/七夕賞

2013年07月07日 17:34

マイネルラクリマが人気に応え2馬身半差の快勝。重賞2勝目を手にした(撮影:下野雄規)

 7日、福島競馬場で夏の名物ハンデ重賞・七夕賞(3歳上・GIII・芝2000m)が行われ、道中は好位の3番手を追走していた柴田大知騎手騎乗の1番人気マイネルラクリマ(牡5、美浦・上原博之厩舎)が、3コーナーで早くも先頭に並びかけると直線に向いてもラチ沿いピタリに進路を取って後続の追撃を封じ、中団追走から4コーナーで2番手に浮上した7番人気トレイルブレイザー(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒9(良)。

 さらに3/4馬身差の3着に、ゴール前で内を掬ってひと波乱を演出した14番人気タガノエルシコ(牡8、栗東・宮徹厩舎)が入った。4着は、マクリ加減に進出した5番人気マックスドリーム(セン6、栗東・宮徹厩舎)、5着には伸び脚を欠いた2番人気ダコール(牡5、栗東・中竹和也厩舎)が入って確定。

 勝ったマイネルラクリマは、父チーフベアハート、母ティアドロップス、その父サンデーサイレンスという血統。2012年の京都金杯を制した素質馬がその後は故障に泣き、今年の春から戦列に復帰。故障明けの1戦こそ敗れたが、春開催での福島民報杯を圧勝し、前走・都大路S(京都芝1800m)でも僅差の2着。勢い十分に「七夕デー」の福島に乗り込んだ今回は、マイネルの勝負服が似合う柴田大知騎手の3コーナーで早々と先頭を奪う積極果敢な騎乗もキラリと光って、久々の重賞制覇を果たした。

【勝ち馬プロフィール】
◆マイネルラクリマ(牡5)
騎手:柴田大知
厩舎:美浦・上原博之
父:チーフベアハート
母:ティアドロップス
母父:サンデーサイレンス
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産者:武牧場
通算成績:17戦5勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2012年京都金杯(GIII)

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