福島11Rの七夕賞(3歳以上GIII・芝2000m)は、1番人気マイネルラクリマ(柴田大知騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分58秒9。2馬身半差の2着に7番人気トレイルブレイザーが、3/4馬身差の3着に14番人気タガノエルシコがそれぞれ入線。
マイネルラクリマは美浦・上原博之厩舎の5歳牡馬で、父チーフベアハート、母ティアドロップス(母の父サンデーサイレンス)。通算成績は17戦5勝となった。
レース後のコメント
1着 マイネルラクリマ 柴田大知騎手
「終わってみたら強かったですね。具合もよさそうでしたし、3番手でしたが行きたがってなだめるのに苦労しました。こういう馬場も得意ですし、早めに動いても止まらないとわかっていましたので、強い競馬を見せることができてよかったです。馬がうるさいときほど調子がよくて、地力がすごいです。これからもっと大きなところを狙っていきたいです。人気馬で勝てて正直ホッとしました」
2着 トレイルブレイザー 北村宏司騎手
「勝った馬の位置をとりたかったのですが、ダッシュの差で思ったより後ろになりました。ただ、道中は感じよく追走できましたし、前に並びかけたときはいい感じでした。しかし、勝った馬が上でしたね。この馬もがんばってくれました」
3着 タガノエルシコ 田辺裕信騎手
「内枠だったので、馬群の中でジッとしていました。終いの脚はすごいなと思ったことが以前もありました。馬場が緩かったので脚をとられてしまいましたが、乾いた馬場ならもっとよかったです」
4着 マックスドリーム 古川吉洋騎手
「ペースがもう少し流れていたらと思います。それでも競馬は今日のような形がいいと思います。最後は休み明けの分ではないでしょうか。今後、叩いてさらによくなるでしょう」
5着 ダコール 蛯名正義騎手
「まずまずペースが流れていた中、よく我慢していたと思います。馬場が影響して、追い出してからは進んでいかなかったです」
6着 ファタモルガーナ 川島信二騎手
「ゲート難があるので、スタートと久々の2000mが響きました。馬場はパンパンだったらいいのですが、今日は渋っていてスピードがそがれてしまいました」
7着 エクスペディション 内田博幸騎手
「ダメでした。うまく乗れませんでした。外を回らされて内に入れませんでした。57キロを背負って、大きな馬ではないのでもう少し内を回りたかったです。こういう馬場も向いていないのかもしれません」
11着 ナリタクリスタル 幸英明騎手
「勝負どころまでいい感じでいっていたのですが、そこからズブくなってしまいました。斤量(58キロ)の分もあったかもしれません」
提供:ラジオNIKKEI