夏場に調子を上げてくるレオアクティブ(撮影:佐々木祥恵)
日曜の福島11R、バーデンバーデンC(3歳以上OP・芝1200m)に出走予定の
レオアクティブ(牡4・杉浦宏昭厩舎)と
スプラッシュエンド(牡7・鹿戸雄一厩舎)、同じく日曜函館11Rの函館記念に出走予定の
カリバーン(セン6・鹿戸雄一厩舎)について、陣営に取材した。
レオアクティブについて杉浦宏昭調教師。
「コースでイヤイヤをする仕草を見せていましたが、これはいつものことですからね。追い切り自体は、道中も良い感じでしたし、最後は馬也でしたが、追えばもうひと伸びしそうな手応えでした。決め手はありますけど、後ろから行く馬だけに脚質的に小回りの福島1200mがどうかと行ったところです。夏場は調子を上げてくる馬ですし、状態は変わらず良いと思いますよ」
スプラッシュエンドについて、鹿戸雄一調教師。
「前走の函館スプリントS(GIII・芝1200m・16着)は反応が今ひとつという感じのレースでした。1度使ってだいぶピリッとしてきましたし、馬も元気一杯です。道悪でも勝っていますから、馬場状態は悪くなっても問題ありません。時計がかかってくれれば、チャンスがありそうですね」
函館記念出走予定の
カリバーンについて、鹿戸雄一調教師。
「ここのところ除外続きで、先週の除外もある程度予想していましたから、予定通りに調整できています。前走(京都・ディープインパクトC・4歳以上OP・芝1400m・18着)は、イレ込みがキツかったのも影響したのかもしれません。今回は、木曜の夕方に函館に移動し、土曜日に攻め馬をしてレースに向かう予定です。前走よりも順調に調整できていますので、その点は良いと思います」