【ジャパンダートダービー(大井)】〜クリソライトが他を寄せ付けず3連勝で頂点に

2013年07月10日 20:45

 大井競馬場(天候・曇、馬場状態・良)で行われた、ダートグレード競走・農林水産大臣賞典第15回ジャパンダートダービー(第11レース・JpnI・2000m・1着賞金4500万円)は、南関東7頭、JRAから6頭、他地区から3頭の、合わせて16頭で争われた。
 レースは、兵庫ダービー馬ユメノアトサキが好スタートから例によって逃げの手に出た。続いて船橋のジェネラルグラント、大井のソルテと南関東勢が続く。JRA勢では、1番人気のクリソライトが4、5番手の内を進み、2番人気エーシンゴールドと3番人気ベストウォーリアはともに中団でレースを進めた。
 3、4コーナーで形勢は一気に変わる。ユメノアトサキは早くも失速し、2番手にいたジェネラルグラント、ソルテ、そして外に持ち出したクリソライトと先団が固まる。中団にいたエーシンゴールドとベストウォーリア、そのやや後ろにいたケイアイレオーネも動き出し、その直後に取り付く。
 最後の直線では、早くも先頭に立ったクリソライトがそのまま抜け出し、後続を突き放す一方で7馬身差の圧勝。人気に応えた。勝ちタイムは2分04秒8。2着争いがJRAの2頭の競り合いとなったが、2番人気エーシンゴールドが2着、3着が5番人気ケイアイレオーネという順で決着した。JRA勢が上位を占める中、船橋のインサイドザパークが4着と健闘した。
 勝ったクリソライトは、父がゴールドアリュール、母がクリソプレーズ(その父エルコンドルパサー)という血統の牡3歳鹿毛馬。鞍上は内田博幸騎手。JRA栗東・音無秀孝厩舎の所属。通算成績は9戦4勝。重賞は今日が初挑戦で初勝利となり、これで500万、オープン特別(昇竜S)に続く3連勝となった。父のゴールドアリュールも2002年にこのレースを制しており、父子制覇も成し遂げている。

提供:ラジオNIKKEI

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