道中は2番手を追走した菅原俊吏騎手騎乗のリュウノタケシツウが残り200mで一気に抜け出し、2着に3馬身差をつけ優勝した/ハヤテスプリント・盛岡(写真提供:岩手県競馬組合)
13日、盛岡競馬場で第1回ハヤテスプリント(3歳・ダ1000m・1着賞金150万円)が行われ、抜群の好ダッシュを決めて道中は2番手で運んだ菅原俊吏騎手騎乗の2番人気リュウノタケシツウ(牡3、岩手・板垣吉則厩舎)が、4コーナーで楽に先頭に並びかけると直線に向いて残り200mで一気に抜け出し、好位追走から粘り込んだ9番人気ワタリラッシュ(牝3、岩手・三野宮通厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは59秒6(不良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に、3番人気ヴェルシュナイダー(牡3、岩手・菅原勲厩舎)が入った。なお、1番人気ドラゴンオサム(牡3、岩手・酒井仁厩舎)は、見せ場なく8着に敗れている。
勝ったリュウノタケシツウは、父アルデバラン2、母エリモイズトゥルー、その父Yes It's Trueという血統。昨年8月に兵庫でデビューし今年の6月から岩手に移籍してきたが、姫路800mの新馬戦(2着)以来1年ぶりのスプリント戦で高い適性を開眼させて、嬉しい重賞初勝利。通算3勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆リュウノタケシツウ(牡3)
騎手:菅原俊吏
厩舎:岩手・板垣吉則
父:アルデバラン2
母:エリモイズトゥルー
母父:Yes It's True
馬主:蓑島竜一
生産者:エクセルマネジメント
通算成績:14戦3勝(JRA1戦0勝、重賞1勝)