大種牡馬プライヴェートアカウント死亡

2004年11月30日 12:27

 現地時間25日、パーソナルエンスン Personal Ensign(ブリーダーズCディスタフ-米G1)などを輩出したプライヴェートアカウント Private Account(牡28、父Damascus)が、老衰のため、米・ケンタッキー州のクレイボーンファームで死亡していたことが判明した。

 プライヴェートアカウントは、父Damascus、母が71年のエクリプス賞最優秀2歳牝馬Numbered Account(その父Buckpasser)という血統。半妹にダンスナンバー Dance Number(父Northern Dancer、ベルデイムS-米G1)、従弟に種牡馬Woodman(牡21、父Mr.Prospector)、甥に種牡馬アサティス(牡19、父Topsider)がいる。現役時代は80年ワイドナーH、ガルフストリームパークH(共に米G1)を制すなど、通算13戦6勝で80年に現役を引退。翌年から種牡馬入りし、現在までに61頭の重賞勝ち馬を輩出している。95年に種牡馬を引退し余生を過ごしていた。

 代表産駒には、デビュー以来13戦13勝で米G1を8勝したパーソナルエンスン、95年ブリーダーズCディスタフを13.1/2馬身の圧勝で制したインサイドインフォメーション Inside Information、イーストオブザムーン East of the Moon(仏オークス-仏G1)、クラッシーキャシー Classy Cathy(アラバマS-米G1)など、多くの活躍牝馬を出した。

 母の父としても、マイフラッグ My Flag(CCAオークス-米G1)、マイナーズマーク Miner's Mark(ジョッキークラブゴールドC-米G1)、アルデバラン Aldebaran(メトロポリタンH-米G1)などを輩出している。後継種牡馬には、プライヴェートタームズ Private Terms(ウッドメモリアル招待S-米G1)がおり、産駒のソウルオブザマター(スーパーダービー-米G1、ドバイワールドC・2着)は日本に輸入され、ソウルフルシチー(小倉2歳S-G3・3着)を輩出している。

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