14日、中京競馬場5Rで新馬戦(2歳・芝1400m・10頭)が行われ、道中は中団の外目を追走していた川田将雅騎手騎乗の1番人気ハープスター(牝2、栗東・松田博資厩舎)が、直線に向いて進路を内に切り替えると、残り100mで好位追走から先に抜け出しを図った3番人気オウノミチ(牡2、栗東・佐々木晶三厩舎)など先行2頭を一気に捕らえて差し切り、終始荒削りな走りながらも最後は1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分24秒5(良)。
なお、国内外のGI・4勝を挙げているロードカナロアの半弟で、2番人気に推されたロードストーム(牡2、栗東・安田隆行厩舎)は、スタートで後手を踏み、道中も走りに集中しきれない面を覗かせていたが、2着馬からさらに1.3/4馬身差の3着に食い込んでいる。
勝ったハープスターは、父ディープインパクト、母ヒストリックスター、その父ファルブラヴという血統。祖母にあたるベガは、現役時代に同じく松田博資厩舎で活躍し、1993年桜花賞、オークスを制覇している。
【勝ち馬プロフィール】
◆ハープスター(牝2)
騎手:川田将雅
厩舎:栗東・松田博資
父:ディープインパクト
母:ヒストリックスター
母父:ファルブラヴ
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム