30日、現在デビューから12連勝(G1・4勝)を記録している
サイレントウィットネス Silent Witness(セン5、父El Moxie)を管理するトニー・クルス(47)調教師が、現地時間29日、自宅に押し入った暴漢に頭を殴打される被害に遭っていた事がわかった。クルス師に命の別状はないが、頭に包帯を巻かれ、酸素マスクを着けられた状態で病院へ搬送された。
クルス師は騎手時代に
トリプティク Triptychの主戦ジョッキーを務めており、86年の
ジャパンC(11着)時に来日している。翌87年には
トリプティクとのコンビで富士Sを制し、
ジャパンCでは4着に入っている。調教師となってからも優秀で、11月28日現在、25勝を挙げて香港調教師ランキングの首位を驀進。12月12日に行われる香港スプリント(香G1)には、人気が予想される
サイレントウィットネスを出走させる予定。