20日、中京競馬場5Rで新馬戦(2歳・芝1600m・16頭)が行われ、道中は好位集団の直後を追走していた武豊騎手騎乗の3番人気フェルメッツァ(牡2、栗東・松永幹夫厩舎)が、4コーナーで徐々に先団へ取り付くと直線では鋭く脚を伸ばして残り100mで一気に差し切り、中団待機策から大外を追い込んだ1番人気レッドアルヴィス(牡2、栗東・安田隆行厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分38秒3(良)。

　さらに1.1/4馬身差の3着に、早め抜け出して粘り込んだ4番人気マイネルアミークス(牡2、栗東・西園正都厩舎)が入った。なお、2番人気ステファノス(牡2、栗東・藤原英昭厩舎)は、さらに1.3/4馬身差遅れての4着に敗れている。

　勝ったフェルメッツァは、父ディープインパクト、母スキッフル、その父トニービンという血統で、半兄には明日行われる中京記念で連覇を目指して出走するフラガラッハがいる。

【勝ち馬プロフィール】
◆フェルメッツァ(牡2)
騎手：武豊
厩舎：栗東・松永幹夫
父：ディープインパクト
母：スキッフル
母父：トニービン
馬主：キャロットファーム
生産者：社台コーポレーション白老ファーム