大井から帰ってきたミキノウインクが岩手復帰初戦を順当勝ち(写真提供:岩手県競馬組合)
21日、盛岡競馬場で第1回フェアリーC(3歳上・牝・ダ1800m・1着賞金150万円)が行われ、道中3番手で運んだ上田健人騎手騎乗の1番人気ミキノウインク(牝4、岩手・関本浩司厩舎)が、4コーナーで先頭に立つと直線に向いて独走態勢に持ち込み、逃げて粘った2番人気マイネルナロッサ(牝6、岩手・板垣吉則厩舎)に9馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分54秒8(良)。
さらに3/4馬身差の3着に、8番人気ラスリーズ(牝4、岩手・千葉幸喜厩舎)が入った。なお、3番人気カーリーネイト(牝7、岩手・佐藤敏彦厩舎)は4着に終わった。
勝ったミキノウインクは、父ワイルドラッシュ、母ピュアパッション、その父ブライアンズタイムという血統。2011年10月にJRAでデビューし、昨年年6月に岩手へ移籍。3歳夏には、当地のひまわり賞(2000m)で大差勝ちを収めるなど活躍すると、その後は大井に移って2勝。このレースは岩手に再転入戦となったが、大井時代の主戦・上田健人騎手が騎乗し、後続も霞む9馬身差の独走Vを決めて久々2度目の重賞制覇。通算6勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆ミキノウインク(牝4)
騎手:上田健人
厩舎:岩手・関本浩司
父:ワイルドラッシュ
母:ピュアパッション
母父:ブライアンズタイム
馬主:中谷泰人
生産者:坂本智広
通算成績:23戦6勝(JRA8戦0勝、重賞2勝)