連覇狙うアイムユアーズ、体調面には自信アリ/クイーンS

2013年07月25日 12:00

 昨年の覇者アイムユアーズは函館Wでロックシンガー(500万下)と併せ馬を行った。右ムチを抜いた相手とは対照的に、手綱を短く持ったまま、押さえ切れないほどの手応えで5F67秒3-39秒4-12秒4。余裕の2馬身先着を決めた。騎乗した津村(レースは戸崎圭)は「(手綱を)放せばいくらでも行きそうでしたね。反応がすごいですもの」と絶賛した。手塚師も「昨年と同じくらいの感じできている」と満足そうにうなずく。

 前走のヴィクトリアマイルからは約2か月半ぶり。指揮官は「本数はやっているし急仕上げではない。体重も470キロくらい。トモに肉が付いてきている」と体調面には自信をのぞかせた。「気性がきつくなってきた。そのあたりが滞在競馬で緩和されていたら」と話していた精神面での不安も、津村の「乗りやすかったですからね」という言葉があっさりと打ち消してくれた。

 態勢に不安はない。CBC賞のマジンプロスパー、中京記念のフラガラッハと連覇の目立つ夏競馬。それに続く可能性は十分にある。

 クィーンズバーンは函館Wで単走。序盤はゆったりと運び、ラスト1Fで軽く気合をつけられるとしっかりと反応した。4F55秒7-41秒1-12秒5。21日に実質の最終追い切りを済ませており、この日は調整程度。千引助手は「15-15で行って、しまいを伸ばしただけ。良かった。行ってなんぼの馬やから、ハミをかまずにフワッと行ければ」とマイペースの逃げに期待を寄せた。

提供:デイリースポーツ

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