坂路で好時計を出しているクリノイザナミ(撮影:佐々木祥恵)
7月28日(日)の新潟5Rの新馬戦(芝1600m)は2頭をピックアップ。
クリノイザナミ(牝2・父ディープインパクト/高橋義博厩舎)は、祖母に重賞3勝のサマニベッピンがいる血統。高橋義博調教師のコメント。
「6月の後半から時計を出していますが、ここまで順調に来ています。現在の馬体重は420キロくらいですね。坂路でも好時計も出していますし、ディープインパクト産駒ということで、ある程度の期待はしています。スタートは、特に早くも遅くもなくという感じで普通ですね。気性的にキツいところもありますので、それが実戦で良い方に出てくれればと思っています」
北村宏騎手が騎乗する。
ロトラトゥール(牝2・父ゴールドアリュール/藤原辰雄厩舎)は、同厩舎で準OPで走っているディーエスコンドル(牡5・父フサイチコンコルド)の半妹にあたる。藤原辰雄厩舎の千葉直人調教助手のコメント。
「ゲートセンスも良いですし、真面目で前向きな馬です。追ってからも味がありますよ。まだ馬はゆるいですけど、その分、これからもっと成長して良くなると思います。牝馬ですけど480キロ台と馬格もあって、飼い葉食いも良いですね。週末は雨予報ですが、繋が短く返しが硬い馬なので、雨が降って馬場がゆるくなるのは歓迎です」
横山典弘騎手が騎乗する。
同じく日曜日の新潟6Rの新馬戦(芝1400m・牝馬限定)からは、アラマサクロフネ(牝2・父クロフネ/高橋裕厩舎)。高橋裕調教師のコメント。
「現在470キロくらいで、ウチにいる全姉のアラフネ(牝4・準OP)よりもひと回り大きいですし、気性もキツいですよ。体も姉よりしっかりとしていますね。飼い葉食いも良いです。アラフネは1200mから使い出しましたが、この馬は距離が持ちそうですし、馬格がある馬ですから、函館よりも広いコースということで新潟のこのレースを目標にしてきました。期待しています」
田辺裕信騎手が騎乗する。(取材・写真:佐々木祥恵)