デビュー勝ちのカシノタロン、次走はフェニックス賞かひまわり賞へ/小倉新馬

2013年07月28日 12:00

 夏の小倉の名物レース、九州産馬の攻防を制したのは5番人気のカシノタロン(牝、父バゴ、栗東・梅内)だ。勝ちタイムは1分9秒8。道中は3番手をリズム良く追走し、国分優を背に楽な手応えで勝負どころをパス。直線半ばで後続を離して軽快に飛ばしたキングカメハメハ産駒の2番人気コウエイプリンセス(6着)の脚色が鈍ると、一気にかわし去った。母はダートの短距離戦で活躍したカシノエスケイプで、マーベラスサンデー産駒の半兄カシノランナウェイも昨年の九州産馬限定の新馬戦を制している。2馬身半差の2着は中団から脚を伸ばした8番人気のカシノエーデルで“カシノ”勢のワンツー。さらに3/4馬身差の3着には4番人気のテイエムボッケモンが入り、1番人気のテイエムゲッタドンは4着に敗れた。

「スタートは出たが、物見をして行けなかった。でも、最後はよく伸びてくれました」と国分優は笑顔を見せた。「もっとふっくらしてほしいね。そうすれば、もっと走れるよ」と梅内師。小倉に滞在したまま、フェニックス賞(8月10日・小倉、芝1200m)か、ひまわり賞(8月24日・小倉、芝1200m)を目指す予定になっている。

提供:デイリースポーツ

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