14番人気の伏兵
アポロムーン(牝、父アポロキングダム、美浦・栗田徹)が、ロスのない立ち回りで勝利をもぎ取り、波乱を演出した。道中は好位の内ラチ沿いで末脚を温存。直線に入って追い出しを待たされたが、進路が開けるとしぶとく伸びて、逃げた5番人気
テイエムリキオー(2着)を頭差とらえた。勝ちタイムは1分23秒8。さらに鼻差の3着には外から差を詰めた1番人気の
カバーストーリーが入った。
西田は「スタートが良くて二の脚も速く、いい位置で競馬ができた。時計は速くないけどまだ良くなります」と内容を評価。栗田徹師も「体が少し硬いけど追って味がある。距離はもっと延びても大丈夫」とうなずいた。
提供:デイリースポーツ