5日、阪神競馬場で行われた6R・2歳新馬(芝2000m)は、安藤勝己騎手騎乗の1番人気アドマイヤジャパン(牡2、栗東・松田博資厩舎)が、中団待機から3角で進出すると、直線鋭く抜け出して快勝。勝ちタイムは2分05秒1(良)。母にスギノキューティー(フラワーC-G3)を持つ3番人気オールインサンデーは、2番手を追走するも勝ち馬から2馬身差の2着に敗れ、さらにクビ差の3着には直線追い込んだ7番人気ナリタプレリュードが入った。
半兄にインターフラッグ(父ノーザンテースト、ステイヤーズS-G2)、全姉にマルカコマチ(父サンデーサイレンス、京都牝馬特別-G3)がおり、2番人気に支持されたフラッグシップは4着に、チューニー(牝4、父サンデーサイレンス、オークス-G1・2着)の全弟で4番人気に支持されたロードアンセムは6着に、それぞれ敗れた。
勝ったアドマイヤジャパンは、父がサンデーサイレンス、母が95年阪神3歳牝馬S(G1)を制したビワハイジ(その父Caerleon)という血統。半兄にはJRA現3勝を挙げているビワワールド(牡5、栗東・浜田光正厩舎、父ブライアンズタイム)がおり、牝系はマンハッタンカフェ(父サンデーサイレンス、菊花賞-G1、有馬記念-G1)と同じ一族。
なお、阪神4R・2歳未勝利(牝、芝1600m)でも、父サンデーサイレンス、母阪神3歳牝馬S(G1)馬の組み合わせであるヤマニンアリエル(牝2、栗東・浅見秀一厩舎)が優勝している。