キングカメハメハ産駒クラリティシチーが評判馬ガリバルディを差し切り初陣を飾った(撮影:下野雄規)
3日、新潟競馬場5Rで新馬戦(2歳・芝1800m・18頭)が行われ、道中中団に待機していた田中勝春騎手騎乗の3番人気クラリティシチー(牡2、美浦・上原博之厩舎)が、4コーナーから直線半ばにかけて手応えよく先団へと進出すると残り200mで外から楽々と差し切り、直線先に抜け出しを図った1番人気ガリバルディ(牡2、栗東・藤原英昭厩舎)に、最後は1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分49秒3(良)。
さらにクビ差の3着に、後方待機策からゴール前で追い込んだ7番人気ハピネスダンサー(牝2、栗東・高野友和厩舎)が入った。なお、2番人気オリハルコン(牡2、栗東・池江泰寿厩舎)は3番手を追走するも、直線に向いて脚色鈍ってさらに1.1/4馬身差の4着に敗れている。
勝ったクラリティシチーは、父キングカメハメハ、母タイキクラリティ、その父スペシャルウィークという血統。
【勝ち馬プロフィール】
◆クラリティシチー(牡2)
騎手:田中勝春
厩舎:美浦・上原博之
父:キングカメハメハ
母:タイキクラリティ
母父:スペシャルウィーク
馬主:友駿ホースクラブ
生産者:パカパカファーム