ヒビケジンダイコが2番手追走から抜け出し重賞初勝利、5年ぶりの地元勢優勝をもたらした(写真提供:岩手県競馬組合)
4日、盛岡競馬場で第35回せきれい賞(3歳上・芝2400m・1着賞金300万円)が行われ、ハナを切った1番人気コスモプランタン(牡4、岩手・佐々木由則厩舎)の直後でレースを進めた村上忍騎手騎乗の3番人気ヒビケジンダイコ(牡7、岩手・板垣吉則厩舎)が、直線に入ってコスモプランタンを交わしてそのまま押し切り、2着の5番人気ウインペンタゴン(牡7、川崎・河津裕昭厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分32秒4(良)。
さらに2.1/2馬身差の3着に6番人気トップチェッカー(牡5、岩手・佐々木由則厩舎)が入った。なお、コスモプランタンはヒビケジンダイコに交わされた後失速し、6着に終わった。
勝ったヒビケジンダイコは、父オペラハウス、母ラックチケット、その父マークオブディスティンクションという血統。JRA→南関東→岩手と渡り歩いて48戦目のここで初重賞制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆ヒビケジンダイコ(牡7)
騎手:村上忍
厩舎:岩手・板垣吉則
父:オペラハウス
母:ラックチケット
母父:マークオブディスティンクション
馬主:渡辺善治郎
生産者:今井秀樹
通算成績:48戦4勝(JRA37戦2勝、重賞1勝)