スローペースに惑わされず、終始中団でスムーズに運んでいた2番人気のプライマリーコード(牝、父クロフネ、栗東・佐々木)が、4角も抜群の手応えで通過。そのままの勢いでゴールに飛び込んだ。勝ちタイムは1分55秒2。1馬身1/4差の2着は3番人気のアクアマリンブレス、さらに鼻差の3着には1億5000万円の良血馬、1番人気のキミノナハセンターが入った。
三浦は「期待通り。ペースが遅かったので、物見や折り合いを心配したが、全く問題なかった」と素質の高さを絶賛。佐々木師も「センスがいいし、クラシックを狙いたいね」と満面の笑み。今後は放牧を挟み「とりあえず阪神JF(12月8日・阪神、芝1600m)を目標に」と見通しを語った。
提供:デイリースポーツ