ハタノヴァンクールが地力の違いを見せつけ重賞3勝目/ブリーダーズGC

2013年08月15日 20:12

地力の違いを見せつけ重賞3勝目をあげたハタノヴァンクール

 15日、門別競馬場でダート交流重賞・第25回ブリーダーズゴールドカップ(GII・3歳上・ダ2000m・1着賞金3200万円)が8頭立てで行われ、道中は中団を追走した四位洋文騎手騎乗の2番人気ハタノヴァンクール(牡4、栗東・昆貢厩舎)が、3〜4コーナーで進出を開始すると直線半ばで一気に抜け出し、このレースの3連覇を目指していた1番人気シビルウォー(牡8、美浦・戸田博文厩舎)に、最後は2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分4秒9(良)。

 さらに3馬身差の3着に、先行して見せ場を作った4番人気ランフォルセ(牡7、美浦・萩原清厩舎)が入った。なお、3番人気グランドシチー(牡6、美浦・相沢郁厩舎)は追い上げ及ばず4着、大きく離れた5着に地元馬の5番人気スーパーパワー(牡8、北海道・角川秀樹厩舎)が続いた。

 勝ったハタノヴァンクールは、父キングカメハメハ、母ハタノプリエ、その父ブライアンズタイムという血統。昨年には3歳同士のGI・ジャパンダートダービーを制し、今年の初めには川崎記念を制した実力派の4歳馬。前走の帝王賞では、同世代の好敵手・ホッコータルマエから離された4着に敗れていたが、広い門別コースで紛れの少ない少頭数のここは、中団待機策から貫録の走りで堂々と抜け出して3度目の重賞制覇。通算7勝目を挙げた。

【勝ち馬プロフィール】
◆ハタノヴァンクール(牡4)
騎手:四位洋文
厩舎:栗東・昆貢
父:キングカメハメハ
母:ハタノプリエ
母父:ブライアンズタイム
馬主:グッドラック・ファーム
生産者:グッドラック・ファーム
通算成績:15戦7勝(JRA9戦4勝、重賞3勝)
主な勝ち鞍:2013年川崎記念(川崎-GI)、2012年ジャパンダートダービー(大井-GI)

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