小倉11R・小倉日経OP(芝1800m)は、5番人気のミキノバンジョー(栗東・大橋)が先手を奪うと、前半1000mを60秒4のスローペースに持ち込み、直線で追い込んでくる後続馬を完封。見事な逃げ切り勝ちを飾った。勝ちタイムは1分46秒9。1馬身3/4差の2着には、2番手で流れに乗った6番人気のタムロスカイがギリギリ粘り込み、1番人気に支持されたスピリタスはゴール前で猛然と追い込むも鼻差遅れて3着に敗れた。
12年6月の福島テレビオープン以来のVに、太宰は「楽にハナへ行けたし、道中の手応えも楽でした。(渋った)馬場も大丈夫。夏の小倉は得意な馬ですからね」と会心の笑み。大橋師も「芝のレースは先行馬が残っていたので、太宰とは“行く馬がいなければハナでも”と話していたんだ」としてやったりの表情だった。次戦は状態を見ながら決める。
提供:デイリースポーツ