1週前に優秀な時計を計時したドリームバレンチノ(撮影:井内利彰)
松山弘平騎手を背に調教馬場へ入った
ドリームバレンチノ(栗東・加用正厩舎)は、角馬場で体をほぐした後、坂路馬場へ移動。1回目のハロー明けの10分ほど前の時間に、酒井学騎手が跨った
エトピリカとの併せ馬追い切りを行った。
3馬身ほど後ろからスタートする形だったが、1F過ぎたあたりでは、その差を半馬身まで詰める。カーブを曲がって、しばらくしたところから追い比べとなったが、脚色は断然、
ドリームバレンチノが上。といっても、
エトピリカが止まっているわけではない。ラスト1Fは少し右にヨレるような形だったが、きっちり2馬身先着した。時計は4F51.5〜3F37.4〜2F24.5〜1F12.3秒と、全体、終いともに優秀な数字だった。(取材・写真:井内利彰)