ホウライアキコは栗東坂路をしっかりとしたフットワークで駆け上がった。4F54秒3-38秒7-12秒0でフィニッシュ。たぐいまれなスプリント能力の一端を見せつけた。
感触を確かめた和田は「元気はいいですし、時計的にもちょうど良かったと思います。逃げることになった前回ですが、追ってからもしっかり伸びてくれましたからね。能力は高いです」と話した。
小倉でのデビュー戦はレコードV。「スピードの違いで前へ行きましたが、ハナにはこだわらなくていいと思っています」。管理する南井師は控えるレースも可能とみる。携えた武器は、速さだけではない。
「前走は、思っていた以上に強い勝ち方をしてくれました。やってみなければ分からない部分はありますが、馬場が悪くなってもこなしてくれる。そう信じて乗るつもりです」。騎乗停止明けとなる和田は、07年(マルブツイースター)、昨年(マイネルエテルネル)と小倉2歳Sを2勝。相性のいいレースで、連覇を狙う構えだ。
提供:デイリースポーツ