1日、函館競馬場で「すずらん賞」(2歳・OP・芝1200m)が行われ、好ダッシュを決めて先手を奪った横山和生騎手騎乗の1番人気フクノドリーム(牝2、美浦・杉浦宏昭厩舎)が、3コーナー手前から後続を突き放しにかかると、直線に向いて後続とのリードをグングン広げてそのまま逃げ切り、内々を立ち回って2着を確保した5番人気ファソン(牡2、美浦・高木登厩舎)に最後は6馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分14秒3(重)。
さらに7馬身差の3着に、好位追走から一杯に粘った2番人気シシャモオージ(牡2、栗東・松永昌博厩舎)が入った。なお、3番人気マイネルディアベル(牡2、美浦・大和田成厩舎)は5着に敗れている。
勝ったフクノドリームは、父ヨハネスブルグ、母キャニオンリリー、その父エルハーブという血統。前走の未勝利戦ではダート1000mで逃げて6馬身差の圧勝だったが、初芝のここは独特の重たい馬場コンディションの中をスピードに任せて逃げ切りVを決めた。
【勝ち馬プロフィール】
◆フクノドリーム(牝2)
騎手:横山和生
厩舎:美浦・杉浦宏昭
父:ヨハネスブルグ
母:キャニオンリリー
母父:エルハーブ
馬主:福島実
生産者:谷川牧場
通算成績:3戦2勝