ミキノウインクが2着に4馬身差をつけ、圧倒的人気に応えた(写真提供:岩手県競馬組合)
14日、水沢競馬場で第1回ヴィーナススプリント(3歳上・牝・ダ1300m・1着賞金150万円)が行われ、レース序盤は後方から運んだ村上忍騎手騎乗の1番人気ミキノウインク(牝4、岩手・関本浩司厩舎)が4コーナー手前で一気に進出すると、直線に向いて勢いのそのままに抜け出し、中団追走から脚を伸ばした3番人気アラマサコマンダー(牝5、岩手・佐藤雅彦厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分21秒6(良)。
さらに2.1/2馬身差の3着に4番人気コンプリート(牝5、岩手・村上実厩舎)が入った。なお、2番人気ブリリアントロビン(牝3、岩手・佐藤祐司厩舎)は5着に終わった。
勝ったミキノウインクは、父ワイルドラッシュ、母ピュアパッション、その父ブライアンズタイムという血統。7月の岩手に再転入戦フェアリーC(盛岡1800m)で1年ぶりの重賞勝ち。前走のビューチフル・ドリーマーC(水沢1900m)では遠征の上位独占では地元馬最先着の5着が精一杯も、地元勢同士のここは断然人気に応えての圧勝を見せて3度目の重賞Vとなった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ミキノウインク(牝4)
騎手:村上忍
厩舎:岩手・関本浩司
父:ワイルドラッシュ
母:ピュアパッション
母父:ブライアンズタイム
馬主:中谷泰人
生産者:坂本智広
通算成績:26戦8勝(JRA8戦0勝、重賞3勝)