19日、園田競馬場で第15回園田プリンセスC(2歳・牝・ダ1400m・1着賞金250万円)が行われ、スタートを決めて先手を奪った川原正一騎手騎乗の1番人気カクシアジ(牝2、北海道・田中淳司厩舎)が、道中は他馬に絡まれるなど楽な逃げではなかったものの、ゴールまでその脚衰えずにそのまま逃げ切り、最後方追走から勝負所で一気に動いてゴール前で迫った3番人気フラッシュモブ(牝2、笠松・笹野博司厩舎)に、最後は2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分30秒7(良)。
さらに1.1/2馬身差の3着に、6番人気グランドファシナ(牝2、北海道・角川秀樹厩舎)が入った。なお、2番人気パドドゥ(牝2、笠松・笹野博司厩舎)は7着に敗れている。
勝ったカクシアジは、父スウェプトオーヴァーボード、母ビフォーダーク、その父キングカメハメハという血統。前走は地元門別のリリーC(ダ1000m)で3着に入った実力を遠征先の園田コースでも存分に発揮し、通算5戦目で嬉しい重賞初制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆カクシアジ(牝2)
騎手:川原正一
厩舎:北海道・田中淳司
父:スウェプトオーヴァーボード
母:ビフォーダーク
母父:キングカメハメハ
馬主:(有)下河辺牧場
生産者:下河辺牧場
通算成績:5戦3勝(重賞1勝)