2番人気のスマートダイバー(牡、父ゴールドアリュール、栗東・吉田)が父譲りのパワフルな走りで押し切った。3番手の外で終始スムーズなレース運びから、手応え良く直線へ。残り100mで粘りを見せる先行2頭と決着をつけると、ゴール前でようやくエンジンがかかった1番人気クァンタムギア(2着)に1馬身差をつけてゴールした。勝ちタイムは1分55秒7。さらに半馬身差の3着には4番人気のタマモホルンが逃げ粘った。

　武豊は「まだ仕上がっている感じではないが、センスがいい。抜け出したら物見をしてフワフワしていたけど素質がある。ダートのさばきも上手」とレースぶりを褒める。吉田師も「まだビッチリとはやっていない。これで良くなると思う」と次走以降への上積みを期待した。

提供：デイリースポーツ