中山芝はパワータイプの差し馬に要警戒/土曜日(28日)の馬場傾向分析

2013年09月28日 19:50

 netkeiba.com、競馬総合チャンネルのパドック予想でお馴染みの古澤秀和氏による、28日(土)の傾向分析です。明日の予想にお役立てください。

【中山芝】
・朝は冷え込んだが日中は秋晴れで、パンパンに近い良馬場。メインのマイル戦・秋風S(1600万)は、インをロスなく立ち回って先行したブレイズアトレイルが、1分33秒2で優勝。2.3着には、外からの差し・追込み勢が台頭した。

・ただ、1日を通しては道中〜最後の直線で外目を回した差しタイプの好走が非常に目立ち、内から抜け出した先行馬については、荒れ馬場をこなせるだけのパワーや、血統面での裏付けがあった馬という印象。一介の先行馬にとって、非常に厳しい馬場状態なのは間違いないだろう。

・レースによってはスローになることもあるが、それでも外からの差しが届くので、ゴールまでしっかりとした脚を使えるタイプで、パワーも兼備している馬がいれば積極的に狙いたい。

【中山ダート】
・終日良馬場。中間に14.5ミリの降雨があり、その影響がどう出るかというところだったが、先週同様に乾いた非常に力の要る状態が続いている。

・1800mでは、相当スタミナを要する馬場質になっている。近走軽い馬場で差し遅れていたような馬タイプが非常に食い込みやすい状況だけに、人気薄でも警戒が必要だろう。

・1200mはスタミナ勝負というより、パワー重視。舞台こそ違えど、現状の芝とアプローチが似ていて、ゴールまでしっかりとした脚を使えるタイプや、タフな馬場を乗り切れるだけの先行力を重視したい。

【阪神芝】
・終日良馬場での開催も、時計が掛かって力の要る馬場状態。

・やや硬めの筋肉が豊富に付いている馬が好走していた。ダート→芝の条件替わりには要注意。

・内回り、外回り共に伸び所は特に気にする必要がなく、フラットと考えて良いだろう。

【阪神ダート】
・終日良馬場での開催。時計が速くてやや軽めの馬場質。ミスタープロスペクター系が合う。

・極端に前有利ではないが、4角までにある程度前には付けておきたい。

・脚長、大飛びの馬の好走が非常に目立った。パドックで体型に、返し馬で飛びの大きさに要注目。

土曜日の傾向を踏まえた、日曜のオススメ穴馬は下記の通りです。

【日曜日のオススメ穴馬】
・阪神1R1番タマモセナター(距離合いそう)
・阪神2R3番ショウナンガラシャ(馬場合いそう)
・阪神3R14番ピアグラス(馬場合いそう)
・阪神6R5番ムテキザセカンド(先行力魅力)
・阪神7R15番バトルゾロ(馬場合いそう)
・阪神8R13番タイキマーシャ(先行力魅力)
・阪神10R1番キングオブヘイロー(馬場合いそう)
・阪神11R10番エーシンミズーリ(馬場合いそう)
・阪神12R1番ヒラボクプリンス(馬場合いそう)
・中山11R15番マジンプロスパー(休み明けも仕上がる)

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