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アウトクラトール デビュー53戦目にして初のGI参戦。中山競馬場に入ったのは午後3時41分。「輸送は慣れている。着いてからカイバを食べないのはいつものこと。状態はいいですよ」と後藤厩務員。「初めての大舞台。頑張ってほしい」とエールを送った。
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サクラゴスペル 午前5時50分に美浦南の角馬場に登場した。入念に体をほぐしたあと、僚馬とともにWへ移動。大きなフットワークで終始馬場の外めを回り、気持ち良さそうに末脚を伸ばした。「すっかり落ち着いているね。けさは角馬場で長めに乗ったが、雰囲気がとてもいい」と尾関師は満足そうな表情を浮かべた。
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マイネルエテルネル 僚馬
ハクサンムーンと長旅をともにした。昨年の朝日杯FS(16着)以来の中山競馬場にも全く動じず、落ち着いた様子で馬房に収まった。「変わりなく順調。暑い時季に調子がいいタイプで、いい形で成長しています」と甲斐助手は好感触だ。
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マジンプロスパー 柴田厩務員が「今までの休み明けでは一番走れる状態」と力を込める。午後0時30分に中山競馬場へ到着した。26日に計測した馬体重は524キロだが「追い切り直後と金曜が518キロ。当日は510キロ前後になるのでは」と見通しを語っていた。
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シルクフォーチュン 末脚自慢が一発長打を放つか。午後3時41分に到着。「状態は抜群にええよ」と長厩務員は出来に太鼓判を押す。「あとは展開。前がガンガンやり合ってくれれば。芝でも脚は使えるから。運が向くかどうかやね」とハイペースを希望していた。
提供:デイリースポーツ