父キングカメハメハ、母ディアデラノビアの良血ディアデルレイが好位追走から前を捕らえ、デビュー勝ち(撮影:下野雄規)
29日、中山競馬場5Rで新馬戦(2歳・芝1800m・10頭)が行われ、道中は10頭がほぼ一団で進み、超スローペースの2番手を追走していた戸崎圭太騎手騎乗の1番人気ディアデルレイ(牡2、美浦・牧光二厩舎)が、直線に向いて残り100mで逃げ込みを図る6番人気ラステラ(牝2、美浦・尾形和幸厩舎)を捕らえて差し切り、最後は3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分56秒3(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に、5番手追走から直線に向いて脚を伸ばした3番人気ディールフロー(牡2、美浦・尾関知人厩舎)が入った。なお、2番人気イタリアンネオ(牡2、美浦・斎藤誠厩舎)は4着だった。
勝ったディアデルレイは、父キングカメハメハ、母は2005年フローラSを制し、オークスではシーザリオの3着とするなど牝馬重賞を中心に活躍したディアデラノビア、その父サンデーサイレンスという血統。
【勝ち馬プロフィール】
◆ディアデルレイ(牡2)
騎手:戸崎圭太
厩舎:美浦・牧光二
父:キングカメハメハ
母:ディアデラノビア
母父:サンデーサイレンス
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム