9日、園田競馬場で第53回姫山菊花賞(3歳上・ダ1700m・1着賞金300万円)が行われ、道中逃げた永島太郎騎手騎乗の7番人気ダイナミックグロウ(牡9、兵庫・小牧毅厩舎)が、直線に入って一旦は3番人気ピッチシフター(牝3、愛知・川西毅厩舎)に交わされるも、すぐさまこれを差し返し、更に外から脚を伸ばしてきた1番人気ホクセツサンデー(牡5、兵庫・田中範雄厩舎)の追撃をアタマ差退けて優勝した。勝ちタイムは1分48秒4(不良)。
ホクセツサンデーから1.1/2馬身差の3着はピッチシフター。なお、2番人気サイモンロード(牡5、愛知・角田輝也厩舎)は9着に終わった。
勝ったダイナミックグロウは、父テイエムオペラオー、母グリーンインディ、その父A.P. Indyという血統。JRA・兵庫合わせて通算50戦目のここで重賞初制覇を決めた。
【勝ち馬プロフィール】
◆ダイナミックグロウ(牡9)
騎手:永島太郎
厩舎:兵庫・小牧毅
父:テイエムオペラオー
母:グリーンインディ
母父:A.P. Indy
馬主:小川勲
生産者:杵臼牧場
通算成績:50戦10勝(JRA36戦5勝・重賞1勝)