豊かな才能とスピードを示した。2歳戦の開幕週で新馬勝ちを決めて以来、4カ月半ぶりの出走となったエイシンオルドス(栗東・坂口)が1番人気に応えて快勝した。スタート後こそ少し行きたがる面を見せたが、鞍上の川田の指示に従い2番手を追走。直線に向いて反応良く先頭に立つと、ラスト2Fを11秒4-11秒3のラップでまとめて後続をシャットアウトした。勝ちタイムは1分22秒2。3/4馬身差の2着は6番人気のマラムデール。さらに半馬身差の3着は3番人気のリアルヴィーナスが入った。
川田は「テンションが高く、幼さを全面に出していた。外へ逃げながらでも押し切ったし、能力を改めて感じました」と振り返る。これでデビューから2連勝。坂口師も「もっと折り合うようになれば楽しみになる」と先を見据えた。次走は未定だが、阪神JF(12月8日・阪神、芝1600m)を目標に調整される予定。
提供:デイリースポーツ