5日、「次世代に語り継ぎたい北海道遺産」にも選出されているばんえい競馬の山田勇作調教師(59)が、帯広競馬場・5Rをビクトリースマイル(牡4、父エビスキンショウ)で制して、調教師通算1000勝の大記録を達成した。
山田師は1963年に騎手デビュー。79年のばんえい記念(キヨヒメ)や81年の旭王冠(ハヤホマレ)など、85年に引退するまで7775戦で1109勝を挙げた。86年に調教師に転身すると、フクイチ、アサギリの両1億円馬を育て上げるなど、1月5日現在まで8842戦1000勝。「騎手1000勝、調教師1000勝」は史上初の快挙となる。