(1)
コディーノ=開門直後に馬場入りし、美浦坂路で4F62秒2。「軽めで十分。落ち着きがあっていい感じだね」と藤沢和師はうなずく。ただ全体的なトーンは控えめ。「3歳で勝つのは簡単じゃない。
ジェンティルドンナも強いしな」と挑戦者の立場を強調した。
(2)
ナカヤマナイト=美浦坂路で4F67秒5-15秒2のタイムをマークし、最終調整を終えた。最後は外によれる気難しさも出したが、気合乗りは上々。二ノ宮師は「馬は気持ちが乗ってきた。状態は変わりなくいいし、雨が降って時計のかかる馬場もいい」と前向きだ。
(3)
ダイワファルコン=強風と豪雨に見舞われた美浦北Bで、元気いっぱいの姿を見せた。力強い脚さばきで約1周半すると、その後は地下馬道で入念に運動。手綱を取った飯田助手は「雨が降ると元気になる馬。寒くなって、状態も上がってきた」と話した。
(4)
トゥザグローリー=東京の角馬場で乗り運動。気合乗りの良さが目についた。塩津助手は「雰囲気が良くなってきた。既にスイッチが入ったようだ」と上昇ぶりを感じ取っている。「前走は休み明けの分、直線で止まってしまった」と巻き返しを期待した。
(5)
レインスティック=6歳秋にして初のGI挑戦。「下積み時代から一歩ずつ上がってここまできた。最近、こういうのは珍しいよね」と勢司師は感慨深げだ。土曜朝は美浦坂路を経由して美浦Wへ。「状態に変化はない。頑張ってほしい」と健闘を祈っていた。
(6)
エイシンフラッシュ=土砂降りの雨の中、東京の角馬場での調整。どっしり構え、余計なしぐさを一切見せない。藤原助手は「いいよ」と笑顔。秋初戦の毎日王冠を快勝したが、「前走よりも雰囲気はいいし、去年よりも落ち着きがある。これなら」と胸を張った。
提供:デイリースポーツ