ナイキアディライト産駒の伏兵マイネルディアベルが逃げ切り2勝目を手にした(撮影:下野雄規)
27日、東京競馬場でくるみ賞(2歳・500万・芝1400m)が行われ、道中差のない先頭で進めていたI.メンディザバル騎手騎乗の9番人気マイネルディアベル(牡2、美浦・大和田成厩舎)が、最後まで先頭を譲らずゴールまで駆け抜け、好位の内から直線じりじりと脚を伸ばしてきた11番人気コスモエルデスト(牝2、美浦・清水美波厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分22秒4(良)。
さらに1/2馬身差の3着に2番人気ショウナンアチーヴ(牡2、美浦・国枝栄厩舎)が入った。なお、3番人気マイネルギャルソン(牡2、美浦・伊藤圭三厩舎)は11着、道中掛かってしまった1番人気ロードストーム(牡2、栗東・安田隆行厩舎)は14着に終わった。
勝ったマイネルディアベルは、父ナイキアディライト、母ムービースクリーン、その父トニービンという血統。6月の未勝利(福島芝1200m)勝ちのあと、函館で2敗していたが、今回は初めて打った逃げが見事にハマり2勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆マイネルディアベル(牡2)
騎手:I.メンディザバル
厩舎:美浦・大和田成
父:ナイキアディライト
母:ムービースクリーン
母父:トニービン
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産者:ハシモトファーム
通算成績:5戦2勝