10日、中山競馬場で行われた黒竹賞(3歳500万・ダート1800m)は、長谷川浩大騎手騎乗の1番人気シンメイレグルス(牡3、栗東・中村均厩舎)が、道中後方から4角で外に持ち出すと、先行馬をまとめて差し切り圧勝した。勝ちタイムは1分55秒7(良)。4馬身差の2着には2番手追走の6番人気スルーレートが、さらにクビ差の3着に逃げた2番人気アイノクエストが入った。
勝ったシンメイレグルスは、父ブライアンズタイム、母モーニングタイド(その父Seeking the Gold)という血統。半兄に昨年のダービー卿CT、京成杯AH(共にG3)を制したマイネルモルゲン(牡5、美浦・堀井雅広厩舎、父Mt.Livermore)、近親には95年京都新聞杯(G2)など重賞3勝を挙げたナリタキングオー(父Wild Again)がいる。12月18日のデビュー戦(中京・ダート1700m)を6馬身差で圧勝しており、通算成績は2戦2勝。