福永祐一騎手騎乗、ブライトラインが早め先頭から押し切りダート重賞初制覇を決めた
3日、京都競馬場でみやこS(3歳上・GIII・ダ1800m)が行われ、道中は3番手で進め、4コーナーで先頭に立った福永祐一騎手騎乗の2番人気ブライトライン(牡4、栗東・鮫島一歩厩舎)が、そのまま直線も踏ん張り切って、最後まで差を詰めてきた7番人気インカンテーション(牡3、栗東・羽月友彦厩舎)をハナ差退けて優勝した。勝ちタイムは1分49秒2(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着には、直線インカンテーションと併せて伸びるも、最後で遅れた1番人気ローマンレジェンド(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)が入った。なお、3番人気ナイスミーチュー(牡6、栗東・橋口弘次郎厩舎)はローマンレジェンドから1.1/2馬身差の4着、出遅れてしまった4番人気グレープブランデー(牡5、栗東・安田隆行厩舎)は10着に終わった。
勝ったブライトラインは、父フジキセキ、母シェリーズスマイル、その父King of Kingsという血統。3歳時には芝のファルコンSを制したが、その後芝で勝ち星を挙げられず、今年4月にダートへ路線を変更。これが功を奏し、今回含め5戦して3勝3着2回という好成績で久々の重賞勝利を決めた。また、鞍上の福永祐一騎手はこれで3週連続の重賞勝利となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ブライトライン(牡4)
騎手:福永祐一
厩舎:栗東・鮫島一歩
父:フジキセキ
母:シェリーズスマイル
母父:King of Kings
馬主:ノースヒルズ
生産者:ノースヒルズマネジメント
通算成績:20戦6勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2012年ファルコンS(GIII)