「第3回JBCレディスクラシック・交流GI」(ダート1500m)は4日、金沢8Rに12頭で争われ、単勝1.0倍の圧倒的1番人気に推された
メーデイア(栗東・笹田)が後続に3馬身差をつける快勝で、待望のGI初制覇を達成した。勝ちタイムは1分33秒3。2着は勝ち馬の直後から迫った5番人気の
アクティビューティ、さらに2馬身差の3着には3番人気の
キモンレッドが入り、JRA勢が力の違いを見せつけた。
牝馬の交流重賞で5戦5勝の負けなしで、ついに交流GI制覇を達成。「(ゲートで)隣の3番(
トシキャンディ)が暴れてたのが影響して半馬身くらい出遅れてしまった」と語る浜中。それをカバーする行き脚で盛り返し、ハナを奪った
トシキャンディをマークする好位追走へ。そうなればもう他馬との力量差は歴然。4コーナーであっさりキャンディをかわし、直線に入ると鞍上が後を振り向く余裕さえ見せて3馬身差の圧勝劇。
「今回も負けないと思っていた。いい結果を出せてホッとしている」と浜中は満面の笑みを浮かべた。
来春には引退するが「馬主さんと相談し、JCダート(12月1日・阪神、ダート1800m)かフェブラリーS(14年2月23日・東京、ダート1600m)を考えています」と笹田師。砂の女王が嫁入り前にさらなる高みを目指す。
提供:デイリースポーツ