13日、01年ステイヤーズS(G2)を制したエリモブライアン(牡8、栗東・清水出美厩舎)が、15日付けで登録を抹消することがJRAから発表された。今後は北海道えりも町のエクセルマネジメントで乗馬として余生を過ごす予定。
エリモブライアンは、父ブライアンズタイム、母エリモパッションという血統。半弟にはエリモシャルマン(牡6、栗東・田所清広厩舎、父トニービン、ステイヤーズS-G2・2着)、叔母にはエリモエクセル(父ロドリゴデトリアーノ、オークス-G1)がいる。99年12月、デビュー3戦目で初勝利を挙げると、翌年のきさらぎ賞(G3)でシルヴァコクピットの2着に好走した。秋には菊花賞(G1)でエアシャカールの3着に健闘し、その後もドンカスターS(OP)、ステイヤーズSを制したほか、01年阪神大賞典(G2)2着、02年は3着に好走するなど、主に長距離戦線で活躍した。02年天皇賞・春(G1)11着後に休養入りし、32ヶ月ぶりの実戦となった前走・2004ファイナルS(OP、13着)が現役最後のレースになった。通算成績26戦4勝(うち重賞1勝)。