4番人気ベルカントが逃げ切り、角田晃一師とともに重賞初制覇とした
9日、京都競馬場でファンタジーS(2歳・牝・GIII・芝1400m)が行われ、先手を取った武豊騎手騎乗の4番人気
ベルカント(牝2、栗東・角田晃一厩舎)が、そのままゴールまで先頭を譲らず駆け抜け、中団から脚を伸ばした2着の7番人気
モズハツコイ(牝2、栗東・牧田和弥厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分21秒1(良)。
さらにクビ差の3着に15番人気
アドマイヤビジン(牝2、栗東・梅田智之厩舎)が入った。なお、1番人気
エイシンオルドス(牝2、栗東・坂口正則厩舎)は
アドマイヤビジンから3/4馬身差の4着、3番人気
フクノドリーム(牝2、美浦・杉浦宏昭厩舎)は8着、2番人気
エルノルテ(牝2、栗東・音無秀孝厩舎)は9着に終わった。
勝った
ベルカントは、父サクラバクシンオー、母セレブラール、その父ボストンハーバーという血統。新馬戦圧勝のあとに挑んだ小倉2歳Sは
ホウライアキコの2着に終わったが、今回はキッチリと逃げ切りを決め、管理する角田晃一調教師ともども初めての重賞勝利を飾った。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ベルカント(牝2)
騎手:武豊
厩舎:栗東・角田晃一
父:サクラバクシンオー
母:セレブラール
母父:ボストンハーバー
馬主:ノースヒルズ
生産者:土居忠吉
通算成績:3戦2勝(重賞1勝)