父ゴールドアリュール×母の父ブライアンズタイムという血統構成はGI9勝馬エスポワールシチーと同じ。偉大なクラブの先輩の背を追い2番人気のラフィネシチー(牝、栗東・岡田)が初陣を見事に飾った。好スタートを決めて2番手でリズム良く道中をパス。手応え良く直線に向くと、残り100mで逃げ粘る5番人気のクリアザコースト(2着)を競り落とし、3/4馬身差をつけてゴールした。勝ちタイムは1分26秒3。さらに首差の3着は4番人気のテンマティーニ。1番人気のオメガヴェンデッタは出遅れが響いて4着に敗れた。
ダート重賞で活躍中のグランドシチーを半兄に持つ素質馬に「上手にゲートを出てくれてレースぶりに余裕があった。控える競馬もできそうだし、距離が延びてもこなせると思います」と浜中。次戦はポインセチア賞(12月1日・阪神、ダート1400m)か樅の木賞(12月22日・阪神、ダート1800m)を視野に入れている。
提供:デイリースポーツ