2戦2勝と相性の良い福島コースで巻き返しを期すマイネルラクリマ(写真は2013年七夕賞優勝時、撮影:下野雄規)
1年以上の休養後、一叩きしてからは4戦2勝で3着を外していない
マイネルラクリマが登場する。ハンデを背負わされることは必至だが、コース適性と能力の高さで克服しそうだ。他、昨年の覇者
ダイワファルコンなどが参戦予定。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■11/17(日) 福島記念(3歳上・GIII・福島芝2000m)
マイネルラクリマ(牡5、美浦・上原博之厩舎)は前走の小倉記念で1番人気に支持されながらも3着と敗れたが、58キロを背負って自ら勝ちに行く競馬で、内容は悪くなかった。2戦2勝と相性の良い福島コースで巻き返しを期す。
ダイワファルコン(牡6、美浦・上原博之厩舎)は昨年のこのレースの覇者。ここ3走は精彩を欠いているが、実績上位だし、巻き返しの可能性は十分にあるだろう。
シゲルササグリ(牡4、栗東・中村均厩舎)は前走のアルゼンチン共和国杯で16着と惨敗。馬体重が大幅に減っていたことなどが敗因と思われるが、距離が長かったこともあるだろう。2000mに距離が短縮されるのは歓迎材料だし、小回り向きの脚質だけに前走からの変わり身が期待される。
その他、近5走で4勝と勢いのある
ディサイファ(牡4、美浦・小島太厩舎)、立て直されていれば力上位で怖い存在の
トランスワープ(セ8、美浦・萩原清厩舎)などが出走を予定している。発走は15時20分。