ガルボなどマイルCS厩舎情報/美浦トレセンニュース

2013年11月13日 17:54

清水師が勝ちに行く競馬をさせたい、と語るガルボ(撮影:佐々木祥恵)

マイルチャンピオンシップ(GI・芝1600m)に出走予定の、サクラゴスペル(牡5・尾関知人厩舎)、ガルボ(牡6・清水英克厩舎)について陣営に取材した。

サクラゴスペルについて、尾関知人調教師。
「1週前はチャーリーブレイヴ(牡3・OP)と併せました。ゴスペルが先行する形でしたが、走る馬を相手に動きも良かったですね。先週までは馬場で速いところをやり、今週(11/13)は坂路で追いきりました。これは去年の結果が良かった時のパターンと同じです。GIに向けて瞬発力をつけたいというのと、輸送もありますから、長い距離を走らせる追い切りではなく坂路でという考えもありました。

前走のスプリンターズS(GI・芝1200m・11着)は、何とかロードカナロアを負かしたいとある程度意識してやってきて、そのような仕上げで臨みましたが、人間の方が力が入っていたかもしれません。ただ時計を持っていないこの馬にしては、これまでで1番速いタイムで走ってきてくれましたので、悲観はしていません。

元々、1200mを使う時に、その距離を走ってもそれ以上の距離を走れなくなるタイプの馬ではないと、横山(典)騎手も言ってくれていました。今年の安田記念(GI・芝1600m)でも5着に来てくれましたし、今回もこの馬の力を発揮できるのではないかと思います。

GIでは、もうひと押しが足りない部分もありますが、安田記念も頑張ってくれましたし、一角を崩せるくらいの能力があるのではないかと思っています。

京都競馬場は装鞍所の近くを電車が走り、敏感な馬は気にしてしまいます。あとは輸送も課題ですね。ただ11月から2、3月までの時期が良いパフォーマンスをしてくれますし、良い状態で出走させられそうなので、期待したいです」


ガルボについて、清水英克調教師。
「1週前追い切りは、少しモコモコしていて反応も今ひとつでした。今日は、前半ためて終いを伸ばすという内容で指示通りの追い切りができました。輸送もあるので馬也でしたが、これで十分でしょう。前走の富士S(GIII・芝1600m・7着)も着順ほど負けていませんし、1回使った上積みもあります。馬体も長く見えますし、それも良い傾向だと思います。

京都は重賞(シンザン記念・GIII・1600m)も勝っていますし、今回は好位でためて、早めに先頭に立つというイメージで、勝ちに行く競馬をさせたいですね」(取材・写真:佐々木祥恵)

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