中団追走の3番人気ショウナンアチーヴ(美浦・国枝)が、最内を鮮やかに突き抜け完勝。経済コースを巧みに立ち回った鞍上の好判断で、待望の2勝目を手に入れた。勝ちタイムは1分22秒0。1馬身3/4差の2着は5番人気のコウエイタケル、さらに首差の3着には2番人気のネロが入った。なお、1番人気のイオラニは楽にハナを奪ったものの直線半ばで失速。7着と不本意な結果に終わった。
後藤は「直線でコースを探せるだけの余裕があった。いい伸びを見せてくれた」と評価。父はショウナンカンプで母ショウナンパントル。国枝師は「父、母ともにGIを勝っているし、朝日杯FS(12月15日・中山、芝1600m)へ向けて調整する」と次走のプランを明かした。
提供:デイリースポーツ