23日、京都競馬場で京阪杯(3歳上・GIII・芝1200m)が行われ、道中は2番手で進めたM.デムーロ騎手騎乗の7番人気アースソニック(牡4、栗東・中竹和也厩舎)が、直線に入って脚を伸ばし、逃げ粘る8番人気アイラブリリ(牝4、栗東・福島信晴厩舎)をゴール寸前でクビ差交わして優勝した。勝ちタイムは1分7秒5(良)。

　さらにクビ差の3着には、道中早めに動いて4コーナーで3番手に上がった10番人気スギノエンデバー(牡5、栗東・浅見秀一厩舎)が入った。なお、1番人気プレイズエターナル(牡3、栗東・安田隆行厩舎)はスギノエンデバーから1.1/2馬身差の4着、2番人気エピセアローム(牝4、栗東・石坂正厩舎)は7着、3番人気マヤノリュウジン(牡6、栗東・庄野靖志厩舎)は9着に終わった。

　勝ったアースソニックは、父クロフネ、母ダイヤモンドピアス、その父サクラユタカオーという血統。2011年11月のデビューから通算20戦目、休養明けの前走桂川Sから2連勝で初めての重賞制覇を果たした。

【勝ち馬プロフィール】
◆アースソニック(牡4)
騎手：M.デムーロ
厩舎：栗東・中竹和也
父：クロフネ
母：ダイヤモンドピアス
母父：サクラユタカオー
馬主：前田幸治
生産者：新冠伊藤牧場
通算成績：20戦6勝(重賞1勝)