2011年の同レースを制したマイネルキッツ(撮影:下野雄規)
毎年スタミナ自慢が揃うレースだが、今年は10歳馬や11歳馬の「超」古豪がエントリーしてきた。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■11/30(土) ステイヤーズS(3歳上・GII・中山芝3600m)
マイネルキッツ(牡10、美浦・国枝栄厩舎)は2009年の天皇賞馬で、一昨年のこのレースの覇者。往年の力は望めないが、近走内容は悪くもない。今回のメンバーならチャンスは十分あるだろう。
トウカイトリック(牡11、栗東・野中賢二厩舎)は昨年10歳でこのレースを制した。今年も秋はここを照準に前走のアルゼンチン共和国杯を叩いており、11歳で重賞制覇という偉業に挑む。
デスペラード(牡5、栗東・安達昭夫厩舎)は昨年の3着馬で、その後も万葉S優勝・阪神大賞典2着と3000m級のレースで活躍。秋の京都大賞典・アルゼンチン共和国杯でも大きくは負けていないし、初重賞制覇の可能性は十分だ。
コスモロビン(牡5、美浦・清水英克厩舎)は前走のアルゼンチン共和国杯で復調気配を見せた。今回のメンバーなら勝ち負けは十分に可能だろう。
その他、ここ2走で調子を上げてきた
ユニバーサルバンク(牡5、栗東・松田博資厩舎)、前走で連勝は止まったが、クラス慣れで巻き返しが見込める
エックスマーク(牡4、栗東・角居勝彦厩舎)などが出走予定。発走は15時25分。