2番手を追走したカレンミロティックが早め先頭から後続を振り切り重賞初制覇
30日、中京競馬場で金鯱賞(3歳上・GII・芝2000m)が行われ、道中は逃げる1番人気メイショウナルト(セ5、栗東・武田博厩舎)から離れた2番手を追走し、3〜4コーナーで差を詰めた池添謙一騎手騎乗の3番人気カレンミロティック(セ5、栗東・平田修厩舎)が、直線に入って早々と先頭に立ってそのまま押し切り、道中3番手から追いすがる6番人気ラブリーデイ(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分59秒6(良)。
さらに3/4馬身差の3着には、屈腱炎による休養から1年5ヶ月ぶりに復帰した8番人気ウインバリアシオン(牡5、栗東・松永昌博厩舎)が入った。なお、2番人気オーシャンブルー(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)は10着、逃げたメイショウナルトは14着に終わった。
勝ったカレンミロティックは、父ハーツクライ、母スターミー、その父A.P. Indyという血統。オープンに昇級して臨んだ前走の札幌日経オープンは1番人気に支持されながら8着に終わったが、休養でリフレッシュした今回はレコードタイとなる好時計で快勝。重賞初挑戦で初制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆カレンミロティック(セ5)
騎手:池添謙一
厩舎:栗東・平田修
父:ハーツクライ
母:スターミー
母父:A.P. Indy
馬主:鈴木隆司
生産者:ノーザンファーム
通算成績:21戦6勝(重賞1勝)