中山1Rの2歳未勝利(ダート1200m)は、7番人気シゲルトオトウミ(後藤浩輝騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分13秒4。半馬身差の2着に1番人気アマアマが、半馬身差の3着に5番人気キービスケットがそれぞれ入線。
シゲルトオトウミは美浦・武市康男厩舎の2歳牝馬で、父ゼンノロブロイ、母ハリウッドローズ(母の父ラムタラ)。通算成績は9戦1勝となった。
レース後のコメント
1着 シゲルトオトウミ 後藤浩輝騎手
「スタートを決められたことが大きいです。前回は位置取りが後ろになってしまいましたが、その点をうまく修正できたことがよかったです。手応えに余裕があったわけではなかったのですが、向こう(アマアマ)の方も伸びそうで伸び切れなかった感じでしたね」
2着 アマアマ 三浦皇成騎手
「いい感じで競馬はできたのですが......」
3着 キービスケット 北村宏司騎手
「流れに乗って、内を回って上手に走ってくれました」
7着 クラウンシンホニー 津村明秀騎手
「ゲートをうまく出られません。伸び上がるように出てしまいます」
中山2Rの2歳未勝利(ダート1800m)は、2番人気タケルファラオ(田辺裕信騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分57秒9。2馬身差の2着に4番人気ファンレーベンが、1馬身3/4差の3着に12番人気カガグレイハートがそれぞれ入線。
タケルファラオは美浦・大和田成厩舎の2歳牡馬で、父ネオユニヴァース、母チナンデガ(母の父Chichicastenango)。通算成績は4戦1勝となった。
レース後のコメント
1着 タケルファラオ 田辺裕信騎手
「稽古でチップを被せるなど慣れさせていたので、今日は囲まれても馬が嫌がりませんでした。勝負どころでズブくなるのは芝でも同じですが、今日は止まらず伸びてくれました。今日はダートで勝ちましたが、芝でもやれると思います」
2着 ファンレーベン 北村宏司騎手
「よく走っています。使って馬がしっかりしてくれば、チャンスはあると思います」
3着 カガグレイハート 大野拓弥騎手
「スタートでつまずいて位置が後ろになりましたが、うまく前が止まる展開になってくれました。この時期の時計のかかる馬場も合っています」
6着 ショウナンマルシェ 後藤浩輝騎手
「終始レースに集中せず、本来の走りができませんでした。今日は気持ちの面で負けていました」
中山3Rの2歳未勝利(芝1200m)は、5番人気グランツ(田中勝春騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分10秒2。1馬身1/4差の2着に1番人気マリーズケイが、クビ差の3着に3番人気ディアエトワールがそれぞれ入線。
グランツは美浦・手塚貴久厩舎の2歳牡馬で、父コマンズ、母ロシャーニ(母の父Kris)。通算成績は5戦1勝となった。
レース後のコメント
1着 グランツ 田中勝春騎手
「いい位置を取れましたし、道中も手応え十分でした。抜け出すときの反応もよかったですし、期待通りの伸び脚でした。いい勝ちっぷりでした」
2着 マリーズケイ 柴田大知騎手
「東京では終いで競馬をさせる形でしたから、スタートでダッシュがつかず、あの位置になったのは仕方ないと思います。馬は落ち着いていたので、前で競馬ができればよかったです」
7着 シンボリネルソン 柴田善臣騎手
「直線だけで競馬をさせてもらった感じです。馬はよくなっていますよ」
提供:ラジオNIKKEI