29日、東京競馬場で行われたクロッカスS(3歳OP・芝1400m)は、田中勝春騎手騎乗の5番人気パリブレスト(牡3、美浦・小島太厩舎)が、中団追走から直線大外に持ち出すと、先に抜け出した2番人気チアフルワールドをハナ差交わして優勝した。勝ちタイムは1分21秒6(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には逃げた1番人気ディープサマーが入った。
勝ったパリブレストは、父スペシャルウィーク、母フレイムオブパリ(その父Blushing Groom)という血統。近親には、95年京王杯スプリングC(G2)を制したドゥマーニ Dumaani(父Danzig)など活躍馬が多数いる。前走のデビュー戦(中山・芝1600m)に続き、2連勝となった。通算成績2戦2勝。